東京都の運転難所を6つ解説!ペーパードライバーが注意すべきルートと回避策
2025.05.30

東京都内の道路は構造が複雑で交通量が多く、さらに一方通行や狭い道が多いため、運転に不慣れなペーパードライバーにとっては難所が多く存在します。
特に都内ならではの狭い道や一方通行が多いエリア、高速道路の分岐・合流などは、慣れていないとスムーズに走行するのが難しいポイントです。
この記事では東京都内の運転難所や、危険の回避策を解説します。
東京都内の運転が難しい理由
東京都内の道路で運転が難しい理由は3つあります。
- 交通量や歩行者が多い
- 一方通行や狭い道が多い
- 都市特有の渋滞や信号が多い
それぞれ解説していきます。
理由1:交通量や歩行者が多い
東京都は人口が多く、都市として栄えているため、交通量が多いのが特徴です。
交通手段が車だけでなく電車やバスも発達しており、目的地まで歩いて移動する人が多いことも歩行者が多い理由の一つです。
自転車も多く、赤信号で停車中の車の脇のすり抜けや信号無視なども問題になっています。
朝や夕方の通勤・帰宅時間帯には歩行者や自転車が頻繁に横断するため、突然の飛び出しや右左折時の巻き込みに注意しなくてはなりません。
理由2:一方通行や狭い道が多い
東京都内には昔ながらの街並みが残るエリアや渋谷・銀座といった繁華街など、複雑な一方通行や狭い道が数多く存在します。
狭い道はすれ違うのが難しく、時にはバックして道を譲らなければならなかったり、一方通行の道では道を一本間違えるだけで目的地まで向かうのに復帰する事が難しくなったりします。
運転に慣れていない方にとってはこれが大きなストレスになります。
理由3:都市特有の渋滞や信号が多い
東京都内では都市特有の渋滞や信号が多いです。
主要な交差点や幹線道路では頻繁に渋滞が発生するため、ドライバーに大きな負荷がかかります。
時差式の信号も多く、対向車は赤信号で止まっているのにも関わらず自車の進行方向は青信号になっていることもあります。
赤信号でも矢印信号が出て進めることも多いので、交差点内の状況や信号をよく見て走行しましょう。
ここは注意!東京都内の6つの運転難所
東京都内の6つの運転難所を運転のコツとともにご紹介します。
難所1:首都高速道路(板橋JCTから熊野町JCT)
首都高速道路は入り組んだ構造や複数の分岐、急な合流・車線変更が求められるため、初心者にとってハードルが高いエリアです。
スピードを出しつつ、分岐や合流に気を使う必要があるため的確認知・判断・操作が求められます。
また、速度制限が変わりやすく気にせずに運転していると速度超過になってしまうことが多いので注意が必要です。
特に、板橋JCTから熊野町JCTは首都高の難所として知られています。
立体交差や右からの合流が続くため見通しが悪く、渋滞が起きやすくなっています。
危険の回避策
首都高速道路を走行する際はカーナビにすべて任せるのではなく、事前にルートを十分に確認することが秘訣です。
また、案内標識をしっかりと確認する事が大事です。
分岐が多いため、無理な車線変更は避けて、余裕を持って走行することが大切です。
難所2:渋谷駅周辺(国道246号)
渋谷駅近辺は大規模再開発で道路形状が短期間で何度も変化しているエリアです。
渋谷駅周辺の道路は、246号(青山通り~玉川通り)や明治通りが交差し、車線数が多く右左折レーンが複雑なので、今自分がどの車線を走行しているのかわからなくなる瞬間が多くあります。
また歩行者も多く、交差点周辺には横断歩道付近の渋滞やタクシー・バス等が駐停車している事が多くあるため、なかなか思うように進むことができません。
危険の回避策
右折専用レーン・バス専用レーンが入り混じるため、路面表示や標識をよく見て、タイミングよく車線変更をしましょう。
また観光客や買い物客が多いため、急な飛び出しもあり得ます。
交差点進入時や右左折時は速度を落として確認することが大切です。
難所3:都市部の一方通行が多いエリア(新宿区・神楽坂など)
新宿や渋谷、銀座などの都心部では、一方通行の道路が多く、初めて運転する人にとっては迷いやすいポイントです。
間違ったからと言ってUターンできないのもストレスになります。
一方通行の道はそのまま進むしかないため、一本道を間違えると目的地がどんどん遠くなってしまいます。
危険の回避策
運転する前に、最新の地図アプリを使用して一方通行の情報を確認しましょう。
古いカーナビでは最新の情報が載っていないこともあるため、都心に行く場合は最新のものを利用するのがおすすめです。
ナビゲーションに従って、焦らずゆっくり運転しましょう。
難所4:高架下や地下トンネルが多いエリア(六本木交差点・東京メトロ赤坂駅付近の地下連絡通路など)
六本木エリアは首都高速3号渋谷線の高架道路と、地下鉄(日比谷線・大江戸線)の高架下が発達しているのが特徴です。
高架下や地下トンネルが多いエリアでは、照明が暗い・道幅が狭い・出口がわかりにくいなどの問題があります。
GPS信号が受信できないこともあり、カーナビに頼りきりになれないのも問題です。
危険の回避策
GPS情報が受信できなくなった場合の事を考えて、事前に出口や目的地の位置を確認しておきましょう。
目的地までのルートを確認しておくと安心です。
高架下やトンネル内は見通しが悪いため、車間距離を十分取って焦らずに運転し、トンネル内では急な車線変更を避けましょう。
難所5: 浅草駅周辺(浅草通り・江戸通り)
浅草などの観光スポットの周辺は観光客の影響で歩行者・バス・タクシーがどうしても多くなります。また、一方通行も多いので通行帯を正しく走行する事が難しいのが特徴です。
写真撮影に夢中になった歩行者が車道に飛び出してくる可能性もあります。
また、浅草の裏通りや下町の住宅街には狭い道や一方通行が多く、一度入り込むと抜け出しにくい場合があります。
危険の回避策
観光地周辺では歩行者が飛び出してくる可能性が高いため、ゆっくり運転するようにしましょう。
都内の観光地に車で行く場合は混雑が予想されるため、周辺の駐車場を事前に複数リサーチしておくことが大切です。
また、ナビ頼りだと狭い道や通り抜けできない道に入り込み、切り返しに苦労することもあるので、事前に走行ルートを確認しておくのがおすすめです。
難所6:銀座エリア(銀座四丁目交差点・数寄屋橋付近)
銀座は、東京都を代表する繁華街で歩行者や買い物客、観光客が多いエリアです。
このエリアは中央通り・晴海通り・外堀通りなどが交差し、大きな交差点が立て続けに現れるため対向車線が混雑し、右左折するタイミングが掴みにくくなっています。
危険の回避策
特に銀座中央通りは週末や祝日に歩行者天国になる時間帯があるなど、交通規制が多いエリアです。
運転する予定がある場合は、事前に情報を調べることが大切です。
また、青信号だからといって無理に曲がろうとせず、余裕を持って運転するのが難所の危険を回避する秘訣です。
ペーパードライバーが難所を運転する際の下準備
ペーパードライバーが難所を運転する際にやっておきたい下準備は以下の3つです。
- ドライブレコーダーを活用する
- 短距離のドライブから始める
- ペーパードライバー講習を受ける
それぞれ解説します。
<1>ドライブレコーダーを活用する
ドライブレコーダーには録画機能があります。
自分の運転技術が未熟だと感じる場合は、ドライブレコーダーの録画を見直して、どこがいけないのか、どうすれば良くなるのか考えてみましょう。
自分の運転を客観視することができるため、相談できる方が少ない方は活用するのがおすすめです。
走行速度や死角等をよく確認し、危険予測を身につけましょう。
また、もし事故に遭ってしまった場合に証拠を残せるため、ドライブレコーダーはつけておくのがマストです。
<2>短距離ドライブから始める
ペーパードライバーにとって、いきなりの長距離運転は負担になるだけでなく、事故のリスクが高まるため危険です。
まずは短距離ドライブから始めて、運転に慣れるようにしましょう。
いきなり都内を運転するのは難易度が高いので、交通量が少ない郊外で運転練習するのがおすすめです。
まずは短距離ドライブで、的確な状況判断と危険予測を行えるようにしましょう。
<3>ペーパードライバー講習を受ける
ペーパードライバーが難所を運転したいと思った場合、プロの手を借りて運転練習するのがおすすめです。
ペーパードライバー講習を受ければ、忘れていた運転感覚を取り戻すことができます。
助手席にインストラクターを乗せて運転するので、危ない時は事前の指示や補助ハンドルや補助ブレーキを踏んでくれるため、安心して運転することが可能です。
特に、東京都内の運転難所を克服したい場合は、出張ペーパードライバー講習を活用するのがおすすめです。
出張ペーパードライバー講習とは、教習所では行えない自宅の車庫入れ練習や、希望の目的地を自由に設定できる講習です。
目的地を都内に設定すれば、都内での運転方法を学べる講習を受講できます。
東京都内での、運転技術に不安がある方は活用すると良いでしょう。
事前に準備をして運転難所を回避しよう!
東京都内の運転難所を6つと、危険の回避策を解説してきました。
ペーパードライバーにとって都内の運転はハードルが高いため、郊外や教習所で運転練習するのがおすすめです。
一都三県(東京・千葉・埼玉・神奈川)でペーパードライバー講習を提供する「ドライビングサポート」では、好きな目的地を設定して運転練習をすることができます。
教習所内だけで終わってしまうペーパードライバー講習は、実際に運転する際とシチュエーションが異なるため、なかなか実際の運転に活かせませんが、出張ペーパードライバー講習なら、実践に即した内容で練習することが可能です。
ペーパードライバーの方で、ひとりで運転できるようになりたい方は是非ドライビングサポートにご相談ください。
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