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ママドライバー必見!子どもを乗せる際の安全運転チェックリスト

2025.06.03

毎日忙しく過ごすママにとって、子どもを安全に車に乗せて移動するのは大仕事です。

特に小さな子どもがいると、運転中に気をつけなければいけないことが増えてきます。

子どもがいても安全運転をするためには、事前準備や心がけが大切です。

この記事では、子どもを乗せている時に多い事故や違反、子どもを乗せて運転する際の安全運転チェックリストを解説します。

子どもを乗せている時に安全運転を心がけている人は8割

2023年に実施されたアクサダイレクトの意識調査では、子どもを乗せて運転する時に「安全運転を心がけている」という人は82.1%にも上りました。※1

一方で、実際に「安全運転ができている」と答えた人は50.5%、子どもを乗せて運転する時にヒヤッとした経験のある人は63.6%という結果になりました。

安全運転を心がけていても、なかなかうまくいかない人が多いようです。

 

※1:アクサダイレクト「第3回子育て世帯ドライバーの安全運転とリスク認知に関する意識調査」

子どもを乗せている時に多い事故・違反

子どもを乗せて運転する時に多い事故や違反は次の5つです。

  • 子どもがぐずってわき見運転・・・衝突事故、接触事故
  • お稽古ごとや塾に遅れそうで急いでいた・・・スピード違反
  • 子供のいたずらを注意していたら気づかなかった・・・信号無視
  • 子どもがドアを開けた際、隣の車にぶつかってしまった・・・接触事故
  • 子どもにイライラして注意散漫・・・衝突事故、接触事故

それぞれ詳しく見ていきましょう。

子どもがぐずってわき見運転・・・衝突事故、接触事故

子どもが小さい時は特に、後部座席のチャイルドシートでぐずってしまい、つい後ろを向いてしまうということがあります。

大きくなって助手席に座っていても、つい子どもの方を見てしまうということは多いでしょう。

そういった一瞬のわき見運転で、前の車や対向車に衝突したり、バイクや自転車、歩行者と接触してしまったりということがよくあります。

お稽古ごとや塾に遅れそうで急いでいた・・・スピード違反

お稽古ごとや塾に送迎する際、時間に遅れそうになって焦ってついスピードを出し過ぎるというのもよくあるケースです。

スピード違反にならなくても歩行者などに気づくのが遅れ、事故につながる恐れがあります。

子供のいたずらを注意していたら気づかなかった・・・信号無視

子どもがいたずらをして注意していたら、いつの間にか赤信号を通り過ぎていた、などということもあります。

特にお菓子の食べこぼしや、子どもが窓を開けて手や顔を出しているなどが気になる人が多くいるようです。

黄色信号も道路交通法上は「止まれ」なので、見逃すことのないよう注意しましょう。

子どもがドアを開けた際、隣の車にぶつかってしまった・・・接触事故

スーパーや病院などに連れて行った時に駐車して子どもがドアを開けたら、勢いよく開け過ぎてしまい隣の車に接触してしまったという事例も多く聞かれます。

駐車場が狭いところでは特に注意するよう日頃からきちんと伝えておきましょう。

子どもにイライラして注意散漫・・・衝突事故、接触事故

子どもがぐずったり、いたずらしたり、言うことを聞かないので、イライラして注意散漫になり、その結果衝突や接触をしてしまうというのもよくあるケースです。

事故を起こして子どもを危険にさらしては元も子もないので、運転中のイライラには気をつけましょう。

子どもを乗せる際の安全運転チェックリスト

子どもを乗せて運転する時に気をつけたい、安全運転チェックリストは以下の6つです。

  • 『急』のつく荒い運転をしない
  • 短時間でもきちんとチャイルドシートに乗せる
  • 窓やドアはしっかりロックする
  • 子どもがぐずっても、運転に集中する
  • 時間と心に余裕を持つ
  • 「同乗中にしてはいけないこと」をきちんと伝える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

<1>『急』のつく荒い運転をしない

子どもが小さいうちは特にチャイルドシートに乗せていても、急発進・急加速・急ブレーキなどの荒い運転は子どもの身体に負担がかかります。

また、荒い運転をしていると事故につながる可能性も高くなります。

そのため急いでいても、イライラしていても、荒い運転はしないように心がけましょう。

<3>短時間でもきちんとチャイルドシートに乗せる

チャイルドシートは子どもの命綱です。

もし急ブレーキをかけたとしたら、後部座席で子どもを抱いていても衝撃で腕をすり抜け、フロントガラスに突っ込んでしまいます。

助手席で子どもを抱いたまま乗るのはさらに危険です。

実際、交通事故での子どもの死因には、「チャイルドシートに乗っていなかった」というケースが多数挙げられています。

たとえ2〜3分の道のりでも途中で何があるかわかりません。

どんなに嫌がっても必ずチャイルドシートに乗せるようにしましょう。

少し大きくなると、チャイルドシートを嫌がる子どもも多くいます。

しかし、危険性をきちんと説明して必ずチャイルドシートに乗せることが大切です。

<3>窓やドアはしっかりロックする

「ドアが半ドアになっていて、途中で開いて子どもが落ちてしまった」「子どもが窓から手や顔を出して、他の車と接触した」などはよく聞く事故です。

走っている車から転がり落ちるのはもちろん、手や顔を出すのも危険です。

子どもが小さいうちはドアや窓が閉まっているのを確認した後、しっかり鍵をかけ、チャイルドロックで子どもが勝手に開けられないようにしておきましょう。

<4>子どもがぐずっても、運転に集中する

運転中は抱き上げたりあやしたりすることはできません。

そのため子どもがどんなにぐずっても、運転に集中するようにしましょう。

「子どもを少しでも落ち着かせたい」という場合は、車を安全な場所に停めてから接しましょう。

<5>時間と心に余裕を持つ

子どもを乗せてどこかに行く時は、必ず時間に余裕を持って出かけましょう。

そもそも出かけるまでに予定より大幅に時間がかかり、出かける時間が遅れるというのはよくある話です。

出かけるまでにかかる時間も計算に入れた上で、時間設定をしておきましょう。

時間がなくなり焦って心に余裕がなくなると、視野が狭くなり危険に気づくのが遅くなるため、事故を起こす確率が高くなります。

焦らない・イライラしないことで、事故と違反の確率がぐんと下がります。

<6>「同乗中にしてはいけないこと」をきちんと伝える

子どもが5歳くらいになったら、大人が話していることはほとんどわかります。

「同乗中にしてはいけないこと(危険なこと)」は、前もってきちんと伝えておきましょう。

例えば、「ドアや窓を開けてはいけない」「勝手にチャイルドシートを外してはいけない」「ドアを開ける時は隣の車に気をつけて」などを「なぜしてはいけないのか」という理由も加えてきちんと教えておくことが重要です。

子どもを乗せている時は余裕を持って丁寧な運転を心がけよう!

子どもを乗せて運転する時に起こりやすい事故・違反と、安全運転チェックリストをお伝えしてきました。

子どもを乗せている時は何かと子どもに注意が向きやすいものですが、「焦らず」「イライラせず」を心がけ、余裕を持って丁寧に安全運転に集中することが大切です。

 

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Author:小野尾光

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五井自動車教習所(市原興業株式会社)/ 代表取締役
1979年、五井自動車教習所に取締役として入社。


教習指導員資格保有
年間読書数200冊
千葉県船橋市出身
愛車はトヨタ エスクァイア マルチ ユーティリティ

また、筑波や富士サーキットでのレース経験有り。

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