首都高の怖い難所TOP5!走行のコツも解説します。
2024.12.24
カーライフ全般首都高は地方の高速道路とは違って分岐や合流が多く、急カーブやトンネル、アンダーパスの多い難所が続きます。
そのため普段都心を走っている方でも、首都高を走るのは難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。
事前にルートを把握しておき、さらに標識をよく見て走らないと目的地と違う方向に行ってしまうこともあります。
この記事では、首都高の中でも特に怖いと言われる難所TOP5と走行のコツを解説します。
目次
首都高の怖い難所TOP5!
首都高の怖い理由は、道路が複雑で急カーブやトンネルが多く合流レーンが短いことや右からの合流もあること、また都心環状線から放射状に各地へ向かうルートが出ているため、分岐がたくさんあることなどが挙げられます。
全体的に難所が多い首都高ですが、中には他とは複雑さが一線を画す場所が存在します。
首都高の中でも特に怖いと言われている難所と走行のコツは以下の通りです。
1位:江戸橋JCT~箱崎JCT
首都高6号向島線下りの江戸橋JCTから箱崎JCTにかけての区間では、江戸橋JCTで都心環状線(C1)外回り・内回りそれぞれから6号線方面に向かう車線が合流して、いったん4車線になります。
その後大きく左へカーブしながら湾岸線方面の第1通行帯-東北道・京葉道路方面の第2~3通行帯-湾岸線方面の第4通行帯の3つに分岐しています。
中央の2レーンでは車線変更する車が激しく移動しており、いつも渋滞しているため、わずかな隙間を狙って無理やり割り込んでくる車も多いのが特徴です。
接触事故や追突事故が多発している区間でもあります。
江戸橋JCT~箱崎JCT間を走行する際には事前にルートをよく確認しておき、早めに車線変更しておくとよいでしょう。
周囲の車の車線変更合図(ウインカー)にも注意して、無理やり割り込んできそうな場合はスピードを落として譲り合いましょう。
合流地点では、前の車との車間距離を少し開けておくのが無難です。
合流は「1台ずつ交互に」というのが暗黙のルールなので、そのルールに従って安全に合流しましょう。
また、箱崎JCTは「箱崎ロータリー」と呼ばれる環状交差点(ラウンドアバウト)を用いたJCTで、一般道からの出入り口と高速の分岐、さらに箱崎PAが1か所に集まっているという難所です。
6号向島線から9号深川線へ、またその反対のC1銀座、湾岸線への出口、浜町入口と出口、箱崎出口、清洲橋出口、東京シティエアターミナルへの専用出口と、標識を見ても初見ではわからないような作りになっています。
自分がどの方向に行きたいのか事前にしっかりルートを把握して、いざロータリーに入ったときに迷わないようにしましょう。
2位:板橋JCT~熊野町JCT
首都高5号池袋線と中央環状線が交差する板橋JCT~熊野町JCTの間の「織り込み区間」も難所の1つです。
織り込み区間というのは、短い区間で合流と分岐をする際に交差するような流れになっている区間のことを言います。
5号池袋線は右車線から合流して左車線へ分岐し、中央環状線は左車線から合流して右車線へ分岐するため、合流から分岐までの間に交差するように車線変更することが必要です。
しかし、この合流から分岐までの区間が短いため車線変更が難しく、常に渋滞が起こるような区間になっています。
このような区間での車線変更は無理やりではなく、一台ずつ、タイミングをよく見極め、早めに車線変更合図(ウィンカー)を出してしっかりと意思表示を行うことが重要です。
また、意思表示が相手に伝わっているかを自身で確認することも非常に重要です。
事前にしっかりとルートを把握して、早めの車線変更を心がけましょう。
3位:西新宿JCT付近
4号新宿線下り西新宿JCT付近の下り坂の急カーブも難所の1つです。
坂道を下りながら左にカーブするのですが、コーナーの角度がきついため目の前に側壁が迫ってくる感覚に陥りがちで、思わず急ブレーキを踏むドライバーもいます。
下り坂でスピードが出やすいですが、追突事故にならないよう前の車と充分な車間距離を取ることと、慌てて急ブレーキをかけて後続車に迷惑をかけないよう、カーブ手前の直線路で早めに減速しておくことが重要です。
4位:用賀料金所付近
4つめは東名高速道路と首都高を繋ぐ用賀料金所付近です。
常に渋滞が起きやすい区間で、用賀料金所を通過した直後に本線を走っていた車と、用賀料金所の手前から合流してきた車、そしてPAから出てきた車が本線2車線に一気に合流することになります。
さらに本線の右車線は、本線の追い越し車線を走っていた車がそのまま直進します。
左車線への車線変更を行う車が多く、左車線へは右側と左側の両方から車が入ってくるため、激しい合流となるのです。
東名高速道路でスピードを出していても用賀料金所を過ぎた途端に渋滞にはまり、戸惑う人も多く見かけます。
かといってうっかり右車線に入ってしまうと、首都高を走り慣れた車に煽られることもあります。
首都高はだいたいが制限速度60㎞なので、高速道路の続きと思わず周囲のドライバーの様子を見ながら、タイミング良く本線に合流していきましょう。
5位:小菅JCT~堀切JCT
小菅JCT~堀切JCTは、中央環状線内回り葛西方面からと6号向島線箱崎方面から合流し、6号三郷線(常磐道)と中央環状線内回り東北道・大宮方面へと分岐する区間です。
板橋JCTと同じ織り込み区間で、6号向島線からそのまま常磐道三郷方面へ向かう車は左から合流して右車線へ、中央環状線内回りから東北道へ向かう車は右から合流して左車線へ行かなければなりません。
小菅出口もあるため一度5車線になり、その後2車線-2車線に戻ります。
この短い区間で自分の行きたい方面の車線に車線変更する必要があります。
混み合うことが多いので周囲の車をよく見て、合流は1台ずつ交互に、タイミング良く合流しましょう。
首都高の難所は出張ペーパードライバー講習で克服しよう!
このように、首都高は難所ばかりで初見では間違える人も多くいます。
カーナビに頼ろうにも、山手トンネルなど長いトンネルが続くとGPSが切れてしまい、自分がどこを走っているのかすらわからなくなることもあります。
首都高での運転に自信のない方は、まず出張型ペーパードライバー講習で指導員に助手席に座ってもらい、走行のコツなどを教えてもらうといいでしょう。
出張ペーパードライバー講習とは、依頼主が苦手とする道路や、日常的に使用する道路でペーパードライバー講習を行うサービスです。
教習所のペーパードライバー講習とは違い、場所を指定できるのが一番のメリットです。
たとえば、出張ペーパードライバー講習を行う「ドライビングサポート」では希望の指定場所で、補助ブレーキ・補助ミラー付きの講習車を使って安全に練習することができます。
教習所で行うペーパードライバー講習よりも長時間・長距離の運転ができるため、首都高で様々な区間を運転することも可能です。
今後首都高を走る必要がある場合は、事前に出張ペーパードライバー講習で練習しましょう。
首都高では事前にルートを確認して安全に走行することが大切!
首都高で運転する際は「標識を見ればわかる」という考えは捨て、事前にルートや車線変更のタイミングを確認しておくことが重要です。
ルートや車線変更のタイミングを確認した上で実際に走行して感覚を掴んでいけば、比較的スムーズに運転できるようになります。
いきなり1人で運転することに不安を感じる方は、出張ペーパードライバー講習を利用してアドバイスを受けながら練習をするのがおすすめです。
この記事を参考にして、首都高の難所を克服していきましょう。
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