運転スキルがサビついていませんか?初心者マークを付け直してもいい理由
2025.04.14

運転に自信がないと感じた時や、長い期間運転しなかった場合、「初心者マークを付け直したい」と思ったことがある方は多いのではないでしょうか。
初心者マークを付けていると、周囲の車に自分は運転に慣れていないと周知できるだけではなく、周りの車に気を使ってもらえる可能性が高くなります。
この記事では、初心者マークを付け直していい理由や、運転の不安を少しでも軽減する方法をご紹介します。
目次
初心者マークは付け直してもOK!その理由とは?
初心者マーク(若葉マーク)は、免許を取得して1年間はつけなくてはなりません。
これは道路交通法で決められています。
では、1年を超えて貼ったままにしていると罰則があるかというと、特にありません。
初心者ではない方が付けていることも特に規則や罰則はないため、運転に不安を感じている方が貼るのは問題ありません。
むしろ、周囲に運転に慣れていないことを知らせることができるため、安全運転につながっていると言えます。
初心者マークを付けることで、他のドライバーが考慮してくれるため、運転に自信がない方は積極的に活用することをおすすめします。
初心者マークとは本来誰が付けるもの?
初心者マークは本来、免許を取得して1年未満の方が付けるものです。
車両前後の決められた位置に初心者マークを付けることが義務付けられています。
初心者マークに関する規則は、新米ドライバーが運転に慣れるまでの間、他のドライバーからの理解と配慮を得ることが目的です。
道路交通法で定められており、違反すると以下の違反点数と罰金がかかります。
違反名 | 違反点数 | 反則金 |
---|---|---|
初心運転者標識表示義務違反 | 1点 | 4,000円 |
初心者マークを付けることでどんなメリットがある?
初心者マークを付けることで得られるメリットは以下のようなものがあります。
- 周囲からの配慮が得られる
- 交通トラブルの回避
- 心理的な安心感
初心者マークを付ける事で、自分が運転に慣れていないことを周知できるため、周囲から配慮を得ることが可能です。
例えば、相手が親切なドライバーであれば、合流や右折時に譲ってくれることもあります。
また、周囲の車は初心者マークを付けている車を保護する義務があります。
初心者マークをつけている車を保護しなかった場合、「初心運転者等保護義務違反」となるため、違反点数と反則金が科せられます。
初心運転者等保護義務違反の違反点数と反則金は以下の通りです。
違反名 | 違反点数 | 反則金 |
---|---|---|
初心運転者等保護義務違反 | 1点 | 6,000円 |
このように、周囲の車の配慮により交通トラブルを回避することができるため、心理的に安心できるというメリットがあります。
運転に慣れていない方は運転するだけでも焦ってしまうことがあるため、初心者マークを付けて可能な限りトラブルを避けましょう。
こんな方は初心者マークを付けよう
以下のような方は初心者マークを付けて運転することで、初心者マークを付けるメリットを享受することができます。
- ペーパードライバーの方
- 慣れない道を走る方
- 一度失敗してしまって運転するのが怖い方
それぞれ詳しく解説します。
<1>ペーパードライバーの方
ペーパードライバーの方は運転に慣れていないため、初心者マークを付けて、運転に慣れていないことを周囲に伝えましょう。
もしも、初心者マークを付けても「運転するのが不安」という方は、ペーパードライバー講習を受けるのも一つの方法です。
たとえば出張ペーパードライバー講習なら日常的に使う自宅周辺の道で講習を受けられるため、受講後すぐに使える運転技術を身に付けることができます。
すぐに運転に慣れたい方は利用してみるのも良いでしょう。
<2>慣れない道を走る方
旅行や出張などで知らない土地を運転する際、地理に不慣れな状況では判断ミスが起きやすくなります。
また、引っ越しなどで、普段とは違う道を走る事になった方は、見落としをしてしまうなどトラブルが起きることも少なくありません。
慣れない道を走る方、まだ道に慣れていない方は、初心者マークを付けることで、周囲に慣れてないことを知らせることができます。
<3>過去に怖い思いをして運転に恐怖心がある方
過去に事故やトラブルを経験し、それが原因で運転に対する不安を感じている方もいるかもしれません。
初心者マークは「自分は慎重に運転しています」というアピールになり、他のドライバーからのプレッシャーを和らげる効果があります。
初心者マークを付けることで、トラブルに発展しにくいため、運転するのが怖い方は付けておくと不安を和らげられるでしょう。
初心者マークを付けていると安心できる4つのシーン
初心者マークを付けていると安心できるのは以下の4つのシーンです。
- 合流時
- 車線変更時
- 狭い道ですれ違う時
- 駐車時
それぞれ詳しく見ていきましょう。
シーン1:合流時
高速道路や主要道路への合流は、多くのドライバーにとって緊張する瞬間です。
スピードを維持したまま合流しなくてはなりませんが、初心者は入るタイミングがわからずスピードを落としてしまいがちです。
しかし、初心者マークを付けていると、他のドライバーが譲ってくれる可能性が高くなるため、スムーズに合流できます。
シーン2:車線変更時
車線変更はタイミングを計る必要があり、運転に慣れていない方にとっては難しい場面です。
初心者マークを付けていれば、後続車両が距離を取ってくれるなどサポートしてくれる可能性が高くなります。
シーン3:狭い道ですれ違う時
狭い道路でのすれ違いは、運転に慣れていない方にとって緊張の場面です。
道幅ぎりぎりまで寄せなくてはいけませんが、運転に慣れていない方は車幅感覚がつかめず寄せきれなかったり、寄せすぎて擦ってしまうことが少なくありません。
しかし、 初心者マークを付けていれば、相手の車が端に寄ってくれたり、場合によっては道を譲ってくれたりすることもあるでしょう。
シーン4:駐車時
駐車時は車幅感覚を掴むことが重要です。
駐車場はお店によってスペースの大きさや形が異なるため、その都度対応する必要がありますが、運転に不慣れな方はもたついてしまうことがほとんどです。
他の車を待たせてしまっているというプレッシャーもあります。
しかし、初心者マークを付けていれば、周りの車が見守ってくれる可能性が高まるので、落ち着いて駐車することができます。
運転スキルが不安な方は初心者マークを付けてもOK!安全を優先しよう
運転スキルに自信がない方は、初心者マークを付けても問題ありません。
安全運転がなにより大切なので、運転に慣れるまではつけておきましょう。
初心者マークは「誰にでもどんな時でも配慮してもらえる」という魔法のマークではありませんが、運転操作にもたついてしまった時に「初心者マークを付けているから急かさず見守ろう」「運転しやすいように配慮しよう」という気持ちを持ってもらうことができます。
「初心者マークを付けたとしても怖くて運転できない…」という方は、ペーパードライバー講習を受けるのもおすすめです。
中でも「出張ペーパードライバー講習」なら、普段利用する道路や苦手とする道路で練習をすることができます。
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