駐車が苦手なペーパードライバー必見!確実に停められる練習法
2025.01.30
ペーパードライバー
ペーパードライバーの方にとって駐車は大きなハードルとなりがちです。
車に乗り慣れていないと車両感覚がつかみにくく、安全確認もしにくくなります。
しかし適切な練習方法とコツを身につければ、確実に駐車のスキルを向上させることが可能です。
この記事では、駐車が苦手なペーパードライバーの方が確実に停められる練習法を解説していきます。
目次
駐車を練習する時の基本条件
駐車を練習する時の基本条件は、「広々としたスペースで練習できること」「安心して運転できる環境をつくること」です。
※迷惑とならないよう、周囲への充分な配慮を心掛けましょう。
駐車を練習する時の3つの基本条件は以下の通りです。
<1>練習しやすい時間を選ぶ
平日の午後早い時間など、人の出入りの少ない時間を狙うといいでしょう。
深夜や早朝は人の出入りは少ないですが、騒音問題になる恐れがあるので控えるのが無難です。
左右に車が停まっていないスペースを見つけて、駐車する練習をしましょう。
<2>ベテランドライバーに同乗してもらう
駐車の練習をする時はできれば自分一人ではなく、ベテランドライバーに同乗してもらうようにしましょう。
自分一人だと途中でハンドル操作などがわからなくなった時に、どうしていいか困ってしまうこともあります。
しかし駐車に慣れたベテランドライバーがいてくれれば、切り返すタイミングなども教えてもらうことが可能です。
また、駐車スペースに降りてもらい、車の後方やタイヤの位置などを手で合図してもらうこともできます。
そうすれば、安心して駐車の操作に専念できるでしょう。
身近にベテランドライバーがいない場合は、出張ペーパードライバー講習を活用するのがおすすめです。
<3>場所選びは慎重に行う
駐車の練習をする場所は、慎重に行いましょう。
練習しやすい場所は、「広くて空いてる」「駐車スペースに余裕のある(壁や柱などの障害物が少ない、駐車スペースを広めにラインが引いてある」駐車場が最適です。
スーパーやショッピングモールの立体駐車場なら、ルーフ階がおすすめ。
もし、練習場所までが遠いようなら、同乗してもらうベテランドライバーに運転して行ってもらうと良いでしょう。
ペーパードライバーが駐車の練習をする前にやるべきこと
ペーパードライバーが駐車の練習をする前に、まずやるべきことは以下の2つです。
その1:車体の幅を確認する
駐車に限った事ではありませんが、車に乗る前に車体の幅を確認する事が大事です。
座って見えている感覚と、実際に車から降りた時に見た感覚のズレを認識する事で駐車のコツがつかみやすくなります。
その2:ミラーとシートの位置を確認する
車に乗ったら、まずシートの位置を合わせましょう。
ブレーキペダルをいっぱいに踏み込んで、膝が軽く曲がる位置で、ハンドルを握った時に肘が軽く曲がる位置に調整します。
シートの高さが調整できる場合は、高めの方が視野が広く取れます。
リクライニングは、身体が楽に真っ直ぐになるくらいの位置にしましょう。
シートを合わせたら、次にバックミラーとサイドミラーを合わせます。
バックミラーは、リヤウインドウ全体が映るように、サイドミラーは、車体が4分の1、空と地面が半々に見えるくらいに合わせます。
ミラーは、駐車の時に最も重要な指標となるので、しっかり合わせましょう。
その3:「ハンドルとタイヤが連動する感覚」と「軸」を意識する
まずは後退をしながら曲がる際に、どちらにハンドルを回せば良いかをしっかりと確認しましょう。
実際に車を動かす前に、そのまま停めてある状態でハンドルを左右に切ってイメージをしてみてください。
例えば、ハンドルを右に切った状態で前進すると右前輪が軸となって曲がり始め、後退すると右後輪が軸となって曲がり始めます。
このようにどこが軸となって曲がるのかを意識する事が大切なポイントです。
駐車が苦手なペーパードライバー必見!確実に停められる練習法
ここからは、バック駐車と縦列駐車の確実に停められるポイントを解説していきます。
バック駐車の練習法
バック駐車では、車両の位置調整や角度調整、ハンドルを切るタイミングなどが非常に重要です。
ポイントを押さえて一つずつクリアしていけば、確実にバック駐車をマスターすることが可能です。
バック駐車の手順を詳しく見ていきましょう。
STEP1:駐車スペースに車を寄せる
まず、駐車スペースにに垂直になるように車を寄せます。
この時、駐車スペースと自分の車の間に60~80㎝くらいスペースを空けておくのがポイントです。
この幅を空けておくことで、駐車しやすくなります。
ハザードランプを点滅させながら前進し、運転席が駐車スペースの真ん中にきたタイミングで一旦停止します。
STEP2:停止した状態でハンドルを逆向きいっぱいに切る
停止した状態で、ハンドルを逆向き(右側に入れたいなら左へ、左側に入れたいなら右へ)にいっぱいに切ります。
ハンドルをいっぱいに切った状態で前進し、駐車スペースに対して斜め45度くらいになり、サイドミラーから駐車枠の先端がギリギリ見えるくらいまできたら、また停止します。
STEP3:ハンドルを戻し、ギアをRに入れ、バックする
ハンドルをまっすぐに戻し、ギアをRに入れたら、バックを開始します。
AT車であれば、ブレーキペダルから足を離すことで、クリープ現象で動くので、アクセルを踏む必要はありません。
ブレーキペダルから少し足を離して、後方確認をしながらゆっくりとバックしましょう。
駐車枠の先端に内側の後輪が差し掛かったら、一旦停止します。
STEP4:逆向きにハンドルを切り、バックする
そして、さっきとは逆向きにハンドルをいっぱいに切りましょう。
そのままバックし、サイドミラーを見て、駐車枠の白線と車体の左右が平行になっているのを確認したら、一旦停止します。
STEP5:ハンドルを戻してバックする
ハンドルをまっすぐに戻し、そのままバックします。
車止めに当たるか、駐車枠の前の線がサイドミラーの下あたりに見えたらストップします。
これで、駐車スペースと平行に駐車できました。
慣れないうちは、ハンドルを切る時に一度停止するのがポイントです。
また、アクセルは踏まないこと、サイドミラーをよく確認することが、バック駐車のコツです。
縦列駐車の練習法
縦列駐車は、多くのドライバーが苦手とする駐車スキルの一つです。
しかし、基本的な手順とコツを掴み、練習をすることで、ペーパードライバーでも自信を持って縦列駐車ができるようになります。
縦列駐車の詳しい練習方法は以下の通りです。
STEP1:駐車したい場所に十分なスペースがあるか確認する
まず、駐車したい場所に、自分の車の1.5倍くらいのスペースがあることを確認しましょう。
縦列駐車用の駐車場でも、前後に車が置いてあるところは、やめておいた方が無難です。
駐車枠があって、前後に車が停まっていないスペースを探して練習しましょう。
STEP2:駐車枠の白線と1m空けて平行に停止する
駐車スペースを見つけたら、一旦そのまま通り過ぎます。
駐車枠の外側の白線と1mの間隔を空けて平行になるようにし、前の駐車枠の白線の横に停止します。
STEP3:停止したままハンドルを左いっぱいに切り、バックする
停止したまま、ハンドルを左いっぱいに切り、ギアをRに入れてバックします。
この時もアクセルは踏まず、クリープ現象だけで操作しましょう。
左側のサイドミラーで左後輪が障害物などに接触しないように確認しながらバックし、右側のサイドミラーに駐車枠の左後ろが見えたら一旦停止します。
STEP4:停止したままハンドルをまっすぐに戻し、バックする
停止したまま、ハンドルをまっすぐに戻して、さらにバックします。
車の左前方が駐車枠の白線内に入ったら、一旦停止します。
STEP5:停止したままハンドルを右いっぱいに切り、バックする
停止したまま、ハンドルを今度は右へいっぱいに切り、バックします。
もし前に車が停まっている時は、左前方がこすらないように注意しましょう。
車体が駐車枠と平行になったらハンドルをまっすぐに戻し、ほんの少し前進してから停車します。
これで、縦列駐車の完了です。
前後に車が停めてある場合は、ぶつからないようにゆっくりと丁寧に操作しましょう。
ポイントは、最初に1mの間隔を空けることと、ハンドルを切るタイミングです。
上記2つのポイントさえ間違えなければ、縦列駐車も楽にできるようになります。
駐車の練習が不安なら出張ペーパードライバー講習を受けよう!
以上、駐車のやり方を順を追って解説してきました。
確実に駐車するには、ハンドルを切る時にその都度停止するのがポイントです。
また、アクセルは踏まずに、できるだけクリープ現象だけで操作しましょう。
昨今発売されている車には、バックモニターやコーナーセンサーなど、駐車をサポートする機能が付いているものも多いので、それらを活用するのも大切です。
しかし、まずは自分で駐車の感覚を掴むことが何よりも重要です。
周りにベテランドライバーがおらず、一人で練習するのが不安なのであれば、出張ペーパードライバー講習を受けるといいでしょう。
出張ペーパードライバー講習なら専用の講習車で安心して練習することができます。
適確なアドバイスをもらって、何度か確実に停めることができれば、自信になります。
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